本を読む 5

6月になりました。異動になり隣の県に住み始めやっとナビを使わず会社自宅間を運転できるようになりました!よかった!あと事務職から営業になったので急いでジャケットを買いに行ったので金欠気味... そこらへんの手当ても欲しいところです。あとあと、異動すぐなのに早速転職したい欲が出てきてしまいモチベーションの低さで毎日体力が持たない状態です。会社は今は残業もほぼなく(たぶんまだ営業研修員だから)給料は低いけど生きていける程度には貰えるし福利厚生はしっかりしてる、でも「やりがいがない」て感じてしまう。あと50、60代の多さから「年功序列」が大変やりづらい。昇格も遅く給料もなかなか上がらない(らしい)社会に出て二年目の新米が何を言ってるんだという感じですが、なんだか人生これで良いのかな?もっとやりたいことなるべきかな?なんて考えています。7月転職フェアに行ってみることにしました。行くだけならタダだし...

そして今月はお金にまつわる本を読みました。小説ではありません。"20代の新しいお金づきあい入門!"の帯に惹かれました。不景気と言われる時代、年金もろくに貰えないんじゃないかなんて未来は不安だらけの私にとって今読むべきだ!と思い購入しました。

5月読了した本

『働く君に伝えたい「お金」の教養』

著者: 出口治明 (@)

読み終わって、お金の不安はじつは「思い込み」だったって心底感じました。

すごく読みやすいです。理由は著者の出口さんがライフネット生命保険(株)の代表取締役会長の方なんですけど、私のような若者が疑問を抱くだろうことを質問形式で出口さんが答えてくれます。

その中で一番納得したのが年金の話でした。上記で記載したように、どうせ貰えないものを払う意味がわからないと思っていた私だったので、この話は衝撃でした。というか私こんな事も知らなかったの、恥ずかしい...

ちょうど第一講の内容になります。50年後年金制度は機能しているのかどうかに対して「政府が破綻しない以上、つまり国債を発行できる以上、年金は支払われます。一般論で考えれば、年金制度に年金を投入している以上、支払い損となることはありません」の回答でした。

政府は銀行等から国債を発行して借金をして利子をつけて返していて、いくら政府が赤字であろうと国債を発行できる限りお金をひねり出すことができます。ここで重要なのが「国が潰れたら銀行も潰れる。しかし銀行が潰れても国は潰れない」ということでした。いくら上場企業でもいつ株が暴落して潰れるかわからない、そんな世の中で一番安全な金融機関は国です。

だから、国は赤字だから年金は払わず金融機関にお金を預けようという考えは全くの見当違いだとわかります。

あと少子化、高齢化の世の中で私たち若者が約60年後いくら年金をもらえるか。今の高齢者は自分が払った保険料の4倍、私たちは将来2倍もらえるということでした。でも実は状況はこれ↓

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なぜ負担額が少ないか、その格差を埋めているのは税金を入れているからでした。

でも格差はありますね。でもその格差を埋めるのは高齢化が進む日本では難しいことで、だからそれを踏まえて今自分はどうお金を貯めて、使って、運用するかが大切で、その「どうするか」が丁寧に本に綴られていました。メディアに騙されず自分で数字を見て現状を知り、賢い知識を持って行動することが大切なんですね〜。この本にどう行動するかのヒントを見つけられました。

第四講の殖やす、は知らずに会社経由でやってました。なので会社から説明を受けたりしていたので内容がすっと頭に入って、これから数字を見ていくのが楽しいです。私にもこういう投資ってできるんだ、殖えるって楽しい!って続けてれば思える日が来るかも?

知能の低い私でも読みやすく、とても勉強になり良き本でした。出口さんから直接講習を受けたいくらいです。以上