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本を読む 2

今年の目標「本を一ヶ月に一冊読む」3月入る前にはなんとか読み終わりました。

これまた会社の某先輩に借りた本なんですけど、今回読んだ本もとても面白かったので是非いろいろな人に読んで欲しいです... と言いたいところですが、先月読んだ本同様映画化されてました。笑 たぶん知ってる人はたくさんいます。

 

2月読了した本

 

ふがいない僕は空を見た

 

著者: 窪美澄 twitter(@misumikubo)

 

 

代表作が上記の本で、ほかには「晴天の迷いクジラ」「よるのふくらみ」等 あります。私が無知なものであまり知ってるものはありませんでした。

 

感想ですが、

読み始め1ページ目から文章に釘付けになりますした。

初っ端から文章をどんどん目が追っていく感覚はこの本が初めてです。

それもこの本 R-18 です。第8回 R-18文学賞の大賞を受賞されてました。

読み始めエロ本かと思ってしまいました、すみません。笑 だってセックスシーンが擬態語とともに展開されてくから、、でも決して汚くない、なんだか切なさを感じます。先輩からは「ちょっと○○さんには読むの早いかもしれない!!(笑)でも全体的にはまとまってるから!!」と渡された本です。

 

内容は、高校生である主人公の卓巳が人妻のあんずと出会いコスプレセックスするところから始まります。そんな卓巳の行動から展開は悪い方にいくわけで、その周りの人たちの生活と変化が全5章で語られています。

 

題名通り、出てくる人たちがみんなふがいないです。人並み以上の欠点を持って生まれてきてその欠点を克服するわけでもなく、欠点を抱えながらどう生きるか、プラスには決してならないけれど どうにかマイナスにならないよう生活している。このどうにかする、がとても辛く読みながらやるせない気持ちになっていきました。だいたい本に限らずドラマや映画で出てくる人たちってスタート時は欠点があっても少しは良い方向に行くなって思ってて、例えば結婚して少しは良い方向に向かうと思う場面でもどんどん想像の逆を進み気持ちが上がる部分がありませんでした。だからこそ最後の最後で涙が出てしまう、そんな本でした。

 

【本当に伝えたいことはいつだってほんの少しで、しかも、大声でなくても、言葉でなくても伝わるのだ、と気付いたのは。つい最近のことだ。】

この言葉がすべてを物語っていると思います。

本の中に大切なメッセージがたくさん隠れていて、生きること、生き抜くことを考えさせられる本でもありました。

 

読みやすくて私は好きな本でした。窪美澄さんの本をほかにもたくさん読んでみたいと思いました。

 

ふがいない僕は空を見た (新潮文庫)

ふがいない僕は空を見た (新潮文庫)